リアルタイムの金価格や予想・金投資のノウハウを紹介します。世界で人気の純金積立や投資信託の方法。さらに、今後の見通しを徹底的に解説いたします。

  1. ゴールドの魅力や長所
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ゴールドが持つ10のメリットゆえに金投資は廃れない

老若男女問わず人を魅了するゴールド=金投資のメリットをまとめてみました。また、逆に金投資のデメリットもまとめていますのでご覧ください。

ゴールが持つ10のメリット:金投資

メリットを10のポイントにまとめてみました。貴金属として人類が重宝してきたゴールドには多くの魅力的なポイントが書ききれない程ありますので、今回はメリットを10個に絞ってみました。

金投資のメリット

ゴールドは美しい。

人は、ゴールドの美しさ・輝きに古くから魅せられており、装飾品・権力の象徴として大きな価値を持っています。古今東西を問わず、王者の象徴や通貨・貨幣として利用されてきました。これは、壊れない・無くならない・美しいと三拍子そろったゴールドだからこそできること。

金の美しさ

黄金の国ジパングにある中尊寺金色堂・金閣寺はもちろん、東大寺の大仏を作る時に東北から金が見つかった時には、時の朝廷は喜んで天平感宝と改元した程。

エジプトのツタンカーメン・南米のインカ・アステカと昔からゴールドの美しさは人間を魅了してきました。

工業品としての価値

金は、その性質上、「電気を通しやすい」「やわらかく加工しやすい」「さびにくい」ため、精密機器の部品に最適な金属です。産業用の金は、コンピュータ・携帯電話など多方面で使われています。

加工しやすい

柔らかく丈夫なゴールドは、様々な加工をしやすいために、装飾品・工業品として利用しやすいという特徴を持ちます。ゴールドを薄く延ばした金箔・蒔絵や沈金といった装飾技法、金メッキなどは美しさと腐食防止の両方にメリットを持ちます。

金閣寺

逆にプラチナは堅すぎて加工できず利用されない時代が続きました。

人工的に作ることができない

ゴールドを人工的に作る試みとして中世に錬金術が流行。錬金術師は映画や物語の題材にも使われることからご存知ですね!サンジェルマン伯爵・パラケルススなど錬金術にチャレンジした多くの人物の中で、誰も成功していません。

金と同じく、小さく持ち運びに便利で美しいという性質を持つダイヤモンドやサファイヤといった宝石。こちらは残念なことに、人工的に作成することができます。現代の技術で作られたダイヤモンドは、天然ダイヤよりも美しい。

高価なことは同じでも、通貨・投資の観点からはゴールドの方が優れています。そのため、急激にゴールドの供給が増えて値崩れすることがありません。金投資の目的の一つ、資産を守るために、暴落するなど急激な値下がりは絶対に避けたいところ。

ダイヤモンド

限りある資源

美しく、工業的価値が高い上に、埋蔵量が少ないという特徴を持ちます。人類がこれまでに掘り出した「金」の総量は14万~15万トン程度だといわれています。さらに、今後掘り出し可能な地下埋蔵量は、6~7万トン程度(競技用オリンピックプール1杯分)と希少な金属。

新たに産金される生産量も年間三千トン程と少なく、古代から現在に至るまで常に貴重な金属でした。鉄やアルミニウムなどの金属に比べて非常に少ないからこそ金価格は常に高いのです。

持ち運びやすく保管しやすい

ゴールドは丈夫で火災や酸に強いことから、保管しておいても劣化しません。紙幣の場合、火災や水に弱いというデメリットがあるため、タンス預金として保管しておいた場合、火事・洪水等で無くなってしまう可能性も。

また、万一の事態で、国外脱出を強いられるような場合に、不動産は持ち運びできず、紙幣や株式だと、逃げ出した先で換金できないリスクがあります。その点、世界共通のゴールドは、ほとんどの国で同じ価格を維持しているという大きなメリットがあります。

購入・売却しやすい

ゴールドは、コイン・バー・純金積立・ETF・商品先物取引など様々な方法で購入や売却ができます。世界中の資産家たちにとって、資産のポートフォリオの一部で金投資を行うことは当たり前のこと。

金価格は世界共通ですから、換金したい時の売却も苦労せずに行えます。この流動性の高さゆえに、金投資はすたれずに、何千年も続いているのです。

世界通貨として換金ができる

世界中で同じ価値を持つことが最大のメリット。そのため、世界中、どこでも金を持っていれば、利用や売却を行えます。(もちろん場所により換金しやすさは異なります)

これが、美術品だとどうでしょう。買い手のコレクターを探すのが大変ですし、すぐに売りたい場合は足もとを見られて買いたたかれてしまいます。不動産だと動かすことができないというデメリットを持ちます。

金貨

インフレや有事に強い

インフレや有事の際には、価値が見直されて金相場は上がります。有事にこそ効果を発揮するのが金投資のメリット。そのため政情が不安定で通貨や債券に信頼の置けない中国やインドなどの新興国は昔から金投資が盛んです。

株価と異なる動きをする

株式だけで資産を持っていると、経済的な大問題で暴落することがあります。様々な株式に分散投資をしても、株式市場全体の暴落時には、全て下がる可能性があります。リーマンショックをはじめ金融危機時には、自動車株であろうと不動産株であろうと大抵の株式が下落します。リスクの高い資産で流動性のあるものは売却されますし、流動性の低い資産は、値段すら付きません。せっかく、分散投資で保険をかけても、同じように値下がりすれば、意味がありませんね。

その際に、金を保有しておくと金価格と株価が異なる動きをすることから、他の資産よりも高いリスクヘッジ効果を持つメリットがあります。

金融商品として、値上がり益を狙える

金価格が上昇し、買値より高い価格で売れれば、差額が利益となります。逆に買値より低い価格で売ると差額分だけ損失。基本的に利息は生まないために、低金利の状態で買われやすく、高金利の状態だと売られやすい性質を持ちます。

●東京金価格の月足チャート:EVOCX

東京金価格の動き

100年や1000年経とうが、地中深くに埋もれていても水中でも輝きを失わないゴールドは資産を守るために最適な投資方法です。資産分散の観点からは全資産を金投資にではなく、1/4~1/10に抑えておくこと。

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